武岡隆文議員の後任はどうなる?繰り上げで益田博志が当選?補欠選挙なしの可能性

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広島県安芸高田市の武岡隆文議員が2024年1月30日に逝去されました。

突然の訃報に驚かれた方も多いと思いますが、武岡隆文議員は「居眠り市議」として話題に上がっていたので、ご存じの方もいると思います。

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武岡隆文議員は令和2年に行われた、安芸高田市議会議員一般選挙にて当選。

現役で市議として活動されていました。

武岡隆文議員が亡くなられたとなると、欠員が出ているわけですが、後任はどうなるのでしょうか?

今回は武岡隆文議員の後任についてまとめましたのでぜひ最後までご覧ください!

この記事で分かること
  • 武岡隆文議員の後任がどうなるかについて
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武岡隆文議員の後任はどうなる?

武岡隆文議員の後任については現時点で安芸高田市議会からは公表されていません。

SNSなどではこのような声が上がっています。

https://twitter.com/dragonjohn55/status/1753034025370013878

武岡議員が亡くなり、繰り上げ当選や補欠選挙が行われる可能性を一つずつ見ていきましょう!

繰り上げで益田博志が当選?

繰り上げで益田博志さんが当選する可能性は低いと考えられます。

武岡隆文議員は令和2年11月15日に行われた安芸高田市議会議員一般選挙において、5番目に多い投票数で当選を果たしていました。

立候補者投票数
1(当)南沢克彦1587
2(当)山本数博1246
3(当)新田和明1160
4(当)大下正幸1116
5(当)武岡隆文1002
6(当)田辺介三876
7(当)児玉史則845
8(当)山根温子798
9(当)秋田雅朝733
10(当)先川和幸725
11(当)芦田宏治714
12(当)石飛慶久709
13(当)宍戸邦夫656
14(当)山本優654
15(当)熊高昌三581
16(当)金行哲昭573
17益田博志506
18大野恵子325

武岡議員は立候補者18名の中でも、かなり市民からも支持されていた事がわかります。

この当選結果を見ると益田博志さんという方が、次点にいることが分かります。

普通に考えると欠員が出た場合、次点となる益田博志さんが繰り上げ当選することになりますが、公職選挙法によれば

対象となる選挙の期日から3ヶ月以内に議員の欠員があった場合:次点候補者が繰り上げ当選となる

対象となる選挙が期日から3ヶ月以上経ち、議員の欠員があった場合:欠員者と同数の票を獲得し、くじの結果、落選の場合は、その人物が繰り上げ当選になるが、いない場合は繰り上げを実施しない

とあります。

対象となる選挙の期日が2020年(令和2年)11月15日という事で、期日は過ぎ、武岡議員と同じ得票数の該当者がいない事ことから、繰り上げ当選は行われないと考えることができます。

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補欠選挙なしの可能性

演説

補欠選挙についても行われる可能性は低いと思われます。

地方議会において補欠選挙が行われる条件はこちら↓

  • 定員が複数の選挙区で2人以上、欠員が出た場合
  • 定員が1人の選挙区で欠員が出た場合
  • 欠員が定数の6分の1を超えた場合

安芸高田市議会にこの条件を当てはめると、

  • 武岡議員1人のみの欠員
  • 安芸高田市の議員定数は16であるため定数6分の1は超えていない

このため、補欠選挙は実施されないと考えることが出来ます。

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欠員が出た事での清志会への影響

武岡隆文議員は安芸高田市議会の最大会派「清志会」のメンバーの一人でした。

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「清志会」メンバーは9人で、安芸高田市議会では半数以上を占めていることが分かります。

議員名会派
南沢克彦シセイクラブ
山本数博清志会
新田和明清志会
大下正幸清志会
武岡隆文清志会
田辺介三シセイクラブ
児玉史則清志会
山根温子清志会
秋田雅朝無所属
先川和幸清志会
芦田宏治無所属
石飛慶久無所属
宍戸邦夫清志会
山本優清志会
熊高昌三無所属
金行哲昭無所属

これまで安芸高田市が提出した議案に対し、清志会が反対した事でいくつか否決されたものがありました。

  • 安芸高田市の2人目の副市長選任案
  • 無印良品出店計画に伴う改修工事を含めた補正予算案
  • 2021年度 一般会計決算
  • 2022年度 一般会計決算

武岡議員が亡くなった事で清志会のメンバーは8人となり、今後、安芸高田市が議案を提出し、採決で決める事があれば、少なからず影響してくるのでは?と考える事が出来ます。

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まとめ

今回は、武岡隆文議員の後任についてや清志会の影響についても見ていきました!

後任については明確なことは分かっていませんが、次点の繰り上げ当選や補欠選挙は現時点で行わない可能性が高いと考えられます。

清志会のメンバーであった武岡議員が亡くなった事を受け、今後採決で決めることがあれば少なからず影響があるのでは?と思われます。

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