NBAロサンゼルス・レイカーズで活躍中の八村 塁選手。
海外のインタビューで流暢に英語で答えている姿が印象的です!
子供の頃から英語が話せるのかと思いきや、英語を習得したのは大学2年生ごろなんだとか。
今回は、八村塁選手の英語力についてと、ちょっと変わった習得方法についてもまとめましたので最後までご覧ください!
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八村塁の英語力はネイティブレベル?
八村選手のインタビューや、チームメイトとの会話を聞くととても流暢に英語を話していることがわかります!
チームメイトを英語でイジれるくらい、普通に会話をしていますね!
英語ネイティブの方が八村選手のインタビューについて、4つのネイティブだと思う部分をあげていました。
- 発音がすごく良い
- 文と文の間が違和感がない
- 先に一文を言ってから、その先の言葉を構築する
- 英語を話すことに慣れている
一つずつ詳しく見ていきましょう。
ネイティブだと思う部分①発音がすごく良い
喉の奥から発音しており、発音の上げ下げがとても自然で母国語が日本語だと気づかないレベルのネイティブな発音です。
八村選手の元々の声質が低いところも、英語が自然に聞こえるポイントだと思います。
また発音ではないのですが、英語を話す時に顔を横にふったり、身振り手振りが付け加えられているので、よりネイティブに堂々と話している感じがします!
ネイティブだと思う部分②文と文の間が違和感がない
日本人が英語を話すとき、不自然に間が空いてしまうことがあると思いますが、八村選手の場合間を埋める言葉を入れて、自然な文の流れになっています。
例えば、And… Let me see… You know… など次の文章を考える時に、この言葉でうまく文を埋めています。
確かにこういう間に入れる言葉は、日本の授業では教わる機会が少ないと思いますので、ネイティブを感じさせる話し方ですね!
ネイティブだと思う部分③先に一文を言ってから、その先の言葉を構築する
八村選手のインタビューでこのように英語で話しています。
「It was great.It was great for me and this country」(自分やこの国にとっても素晴らしいことだ)
このように、最初の一文を話してから、言い直す時に次に何を言おうか文を構築しているのです。
この話し方もネイティブが日常会話の中で自然に行うことなので、英語が自然に聞こえます。
ネイティブだと思う部分④英語を話すことに慣れている
例えば、「For sure it meant a lot」(間違いなく多くのことを意味する)という言葉は、学校の授業では教わらない言い回しです。
これは日常的にチームメイトとの会話や、英語に触れているからこそ出てくる文章になるため、このあたりもネイティブだと感じる部分だと思います。
きっとここまでたどり着くまで、とても勉強をされたのだと思います!
凄い努力家ですね!!
今でこそ英語を話していますが、高校3年生ごろの英語の成績は10評価中2(10が評価が高い)と英語が得意という事ではなかったそうです。
ではどのようにして、ここまでのネイティブな英語を習得したのでしょうか?
八村塁の英語の習得方法はラップとテレビゲーム?
八村選手は高校3年生の4月頃から、数々のNBA選手を輩出したアメリカの名門、ゴンザガ大学の入学試験合格に向け、昼休みに英語の個別レッスンを受けていました。
アメリカ人の先生とマンツーマンで勉強した結果、大学に見事合格!
ですが、大学での英語のコミュニケーションにとても苦労したそうです。
大学のメディカルチェックの問診票に、家族の心血管系疾患の病歴を記入する際にも、専門用語を翻訳する作業だけで通常10分のところ4時間もかかったそう。
またバスケットボールの練習の際、翻訳機やジェスチャーでも分からない時は、ビデオコーディネーターのKen Nakagawaさんに通訳をしてもらっていたそうです。
八村選手は当時について、「本当にコミュニケーションが取れない。大変だったしストレスが溜まる。こんなに大変と分かっていたらまた同じ道は選択しないです」
と話しています。
バスケットボールの練習に加え、英語の勉強をしないといけないので、相当辛かったのだと思います。
そんな中で見つけたちょっと変わった英語の習得方法はこちら
- ラップを聴く
- Netflixを観る
- ビデオゲームをする
一つずつ見ていきましょう!
英語の習得方法①ラップを聴く
元々ラップソングを聴いていた八村選手。
チームメイトもラップを聴いており、それによってコミュニケーションを取る事ができたと同じチームだったジョシュ・パーキンスが話しています。
八村選手は21サヴェージやドレイクを聴いていて、どんなことを言っているのか八村選手に「こういう意味なんだよ」と教えていたそうです。
そして「今、彼(八村選手)は僕より上手い英語を話すよ」とパーキンスさんは話しています。
またラップは、スラングも多く使われていることから、ネイティブの人が使う言葉も習得できたのではないでしょうか?
英語の習得方法②Netflixを観る
八村選手はNetflixで好きな番組を観ていたそうで、結果ゴンザガ大学の英語学習センターで勉強に匹敵する学習方法になったそうです。
『ヴァンパイア・ダイアリーズ』というミステリードラマが好きで、字幕で観ていくうちに英語の習得に繋がったそうです!
その後も『ストレンジャー・シングス』というSFホラードラマも観るようになりますます英語が上達したそうです。
英語の習得方法③ビデオゲームをする
こちらはどんなビデオゲームなのかの情報はありませんでしたが、映像とともに英語が流れると思うので、視覚でどんなことを言っているのか何となく分かり自然と覚えるのではないでしょうか?
昔からビデオゲームで遊んでいたそうで、特に八村選手がアンバサダーを務めている2Kでよく遊んでいたとのこと。
13年前に発売の2K11の頃からプレイしているとの事で、このゲームも英語の習得に欠かせなかったのではないでしょうか?
八村塁の異常な勉強ぶり
前述で触れた、ビデオコーディネーターのKen Nakagawaさんは八村選手の非公式通訳をされており、八村選手の英語の勉強ぶりを傍で見ていた人物です。
そんなNakagawaさんは八村選手についてこう語っています。
「八村選手は入学して最初の1年は以上でした。コートで練習しているか、教室で勉強しているか、家庭教師と勉強をしているか。。休みがないんです。その中で練習以外で休んだのは1年に5回くらいでしょう」
当初八村選手は、Nakagawaさんに対してこんな事を話しています。
「僕は日本語を話したくないんだ。コミュニケーションを全て英語でやりたい」と。
それ以来、ご飯を食べる時も一緒にいる時もずっと英語で会話をしていたそうです。
自ら英語漬けにした八村選手のストイックさと、継続する努力は素晴らしいものだと思います!
まとめ
今回は、八村塁選手のネイティブレベルの英語力についてと、ちょっと変わった習得方法についても見ていきました!
世界で活躍する人の努力は、並大抵でないことを思い知らさせます!
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