2023年に亡くなられたミュージシャンの方々。
例年に比べ多い印象を受けている方も多いのではないでしょうか?
調べると、2023年に亡くなられたミュージシャンは合計17人いる事がわかっています。
ちなみに2022年に亡くなられたミュージシャンはこちらの5名です。
- 西郷輝彦 享年75歳
- 葛城ユキ 享年73歳
- 山本コウタロー 享年73歳
- 水木一郎 享年74歳
- 笠浩二(「C-C-B」ボーカル) 享年60歳
2023年は比較的若い方が突然この世を去っているため、びっくりするニュースが相次ぎました。
今回は【2023年】亡くなったミュージシャンの死因や訃報が多い理由もまとめましたのでぜひ最後までご覧ください!
- 【2023年】亡くなったミュージシャン
- 【2023年】ミュージシャンの訃報が多い理由
【2023年】亡くなったミュージシャンまとめ!
2023年に亡くなった日本のミュージシャンの方はこちら↓
- 高橋幸宏 享年70歳
- 燕真由美 享年62歳
- 鮎川誠 享年74歳
- 恒岡章 享年51歳
- 岡田徹 享年73歳
- 黒田隼之介 享年34歳
- 黒崎真音 享年35歳
- 西村香景 享年61歳
- 坂本龍一 享年71歳
- aki 享年52歳
- 谷村新司 享年74歳
- もんたよしのり 享年72歳
- 犬塚弘 享年94歳
- 櫻井敦司 享年57歳
- HEATH(ヒース) 享年55歳
- 大橋純子 享年73歳
- KAN 享年61歳
- チバユウスケ 享年55歳
なんと18名の方が亡くなられています。
2022年と違うところは、50歳以下の比較的若いミュージシャンの方々が沢山亡くなられている事です。
それでは1人ずつ見ていきましょう!
高橋幸宏(享年70歳)
YMOのドラマーで音楽プロデューサーでもある高橋幸宏さん。
2020年には脳腫瘍の摘出手術を行い後遺症もなく無事成功していました。
ですが2023年1月11日、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎のため70歳で逝去されています。
燕真由美(享年62歳)
1970年代に活躍した双子からなるアイドルユニット「ザ・リリーズ」の燕真由美さん。
2020年に脳腫瘍が見つかり手術や入院を繰り返していましたが、2023年1月24日、脳腫瘍のため62歳で逝去されています。
鮎川誠(享年74歳)
ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」のリーダーでボーカル・ギタリストの鮎川誠さん。
妻であるシーナさんと夫婦で活動されていましたが、2015年にシーナさんが急逝。
その後も、全国ツアーなどを開催。
精力的に音楽活動を続けていました。
ですが2023年1月29日、膵臓がんのため74歳で逝去されています。
恒岡章(享年51歳)
バンド「Hi-STANDARD」のドラマー恒岡章。
1991年に結成したHi-STANDARD。
99年に発売されたアルバム「MAKING THE ROAD」はインディーズとして異例となる約100万枚のセールスを記録しています。
恒岡さんはバンドメンバーから「ツネちゃん」と呼ばれ親しまれていました。
死因については公表されていませんが、2023年2月14日、51歳で逝去されています。
岡田徹(享年73歳)
ロックバンド「ムーンライダーズ」のキーボーディスト岡田徹さん。
1976年のデビューから、音楽プロデューサーや作曲家としても活躍されていました。
心不全のため2023年2月14日、73歳で逝去されています。
黒田隼之介(享年34歳)
バンド「sumika」のギター・コーラスの黒田隼之介さん。
突然の訃報だったため、予定されていたライブ3公演は中止。
ドキュメンタリー映画の公演見合わせも発表されていました。
黒田さんの死因については明らかとなっていませんが、2023年2月23日に34歳という若さで急逝されています。
sumikaは同年4月30日からバンド活動を再開しています。
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黒崎真音(享年35歳)
歌手の黒崎真音さん。
2019年9月に結成された神田沙也加さんとの音楽ユニット「ALICes(アリセス)」が話題になっていました。
2021年の配信ライブ中に倒れ救急搬送。
硬膜外血腫と診断され、手術を実施し容態は安定していました。
ですが2023年2月16日持病の悪化のため、35歳という若さで逝去されています。
西村香景(享年61歳)
一世風靡セピアの西村香景(かけい)さん。
2021年に原発不明がんと診断され手術と治療をされていました。
2022年に肝臓と大腿骨に転移。
自宅で療養を続けていましたが、2023年2月25日、61歳で逝去されています。
坂本龍一(享年71歳)
YMOのメンバーで、作曲家で音楽プロデューサーと坂本龍一さん。
「教授」という愛称で親しまれており、グラミー賞やゴールデングローブ賞、アカデミー賞など数多くの賞を受賞され活躍されていました。
2014年には中咽頭がんを公表。
2020年には直腸がんの手術を受けたことを報告。
2022年には両肺に転移した顔の摘出手術を実施していましたが、2023年3月28日、71歳で逝去されています。
aki(享年52歳)
ビジュアル系ロックバンド「Laputa(ラピュータ」の元ボーカルだったakiさん。
病気で療養されていたという情報はなく、死因については「急病」と表現されています。
2023年8月29日、52歳という若さでこの世を去っています。
谷村新司(享年74歳)
フォークグループ「アリス」のメンバー谷村新司さん。
数多くのテレビ番組に出演し、谷村さんが作詞をした楽曲「サライ」を知らない方は少ないのではないでしょうか?
晩年は急性腸炎のため、長期療養をされていました。
死因については公表されていませんが、2023年10月8日に74歳で逝去されています。
もんたよしのり(享年72歳)
「もんた&ブラザーズ」のボーカルもんたよしのりさん。
楽曲「ダンシング・オールナイト」などのヒット曲で知られるシンガーソングライターです。
過去に大きな病気をされた情報がなく、亡くなられた時も自宅で倒れそのまま帰らぬ人となっています。
死因については大動脈解離と公表され2023年10月18日、72歳で逝去されています。
犬塚弘(享年94歳)
コミックバンド「ハナ肇とクレイジーキャッツ」のベーシストだった犬塚弘さん。
ミュージシャンだけではなく俳優としても活躍されていました。
晩年は静岡県熱海市のシニアマンションで隠居生活を送っていましたが、2023年10月27日94歳で逝去されています。
死因について公表されていませんが、数ヶ月前から体調を崩し入院していたようです。
櫻井敦司(享年57歳)
ロックバンド「BACK-TICK」のボーカル櫻井敦司さん。
無くなる直前までライブ公演を実施。
3曲目「絶界」を歌い終えたところで病院に搬送され、そのまま帰らぬ人となりました。
死因については脳幹出血と発表。
2023年10月19日、57歳で急逝されています。
HEATH(ヒース)(享年55歳)
「X JAPAN」のベーシストであるHEATHさん。
1992年に脱退したTAIJIさんの後としてX JAPANに加入しています。
2023年6月に病院で検査をしたところ、大腸がんが発見され闘病生活を送っていました。
10月に容態は急変。
2023年10月29日、大腸がんのため55歳で逝去されています。
大橋純子(享年73歳)
歌手の大橋純子さん。
圧倒的な歌唱力で、ファンを魅了していました。
日本レコード大賞では楽曲「シルエット・ロマンス」や「愛は時を越えて」など受賞しています。
2018年には食道がんを公表。
治療を終え活動を再開していました。
ですが2023年に食道がんが再発。
2023年11月9日、73歳で逝去されています。
KAN(享年61歳)
シンガーソングライターのKANさん。
1990年に発表した楽曲「愛は勝つ」がフジテレビ「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のエンディングテーマに採用され、爆発的ヒットとなりました。
2023年3月に「メッケル憩室ガン」と診断され治療に専念されていました。
2023年10月にはフランスに訪れるほど、元気かに思われましたが容態が悪化。
2023年11月12日61歳で逝去されています。
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チバユウスケ(享年55歳)
元「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のボーカルで「The Birthday」のギターボーカルのチバユウスケさん。
2023年4月に食道がんである事を公表し、休養していましたが2023年11月26日、55歳で逝去されています。
2003年にはテレビ朝日「ミュージックステーション」で女性デュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」が生放送中にドタキャン。
その穴埋めをしパフォーマンスを見せてくれたのが、チバさんがボーカルを務めた「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」でした。
当時は「伝説の回」と話題を呼んでいました。
【2023年】ミュージシャンの訃報が多い理由
ここでは考えられるミュージシャンの訃報が多い理由も2つ紹介していきます。
- ワクチン接種
- コロナ禍の影響で免疫が下がっている
一つずつ見ていきましょう!
理由①ワクチン接種
一つ目の理由はワクチン接種です。
世間ではワクチン接種が原因で、亡くなっているのでは?と噂になっています。
結論から言うと、ワクチン接種の影響で亡くなったという情報は全くないため、現時点でワクチンが原因とは言えないと思われます。
厚生労働省のホームページには、ワクチン接種後の死亡事例について、このように記載されています。
副反応疑い報告制度により、ワクチン接種後の死亡事例が報告されていますが、現時点で、ワクチン接種との因果関係が否定できないとされた事例が2例あり、その他の事例についてはワクチン接種との因果関係があると判断されていません。
出典元:厚生労働省
ワクチン接種との因果関係が否定できない2例を除く、他の事例は因果関係があると判断されていないようです。
理由②コロナ禍の影響で免疫が下がっている
2つ目はコロナ禍の影響で免疫が下がっているです。
コロナ禍にマスクを着用していた影響で、免疫力が低下したのでは?と話題になっています。
「毎年ウイルスに感染する人が多ければ集団免疫を保つことができるが、この3年間で免疫が下がった可能性がある」としている。
出典元:産経新聞
2023年5月から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類へ移行したこともあり、2023年は行動制限が緩和されています。
それに伴いマスク着用の機会が減り、免疫が下がっていると見られています。
亡くなられたミュージシャン全てに当てはまる事ではありませんが、少なからず理由の一つでは?と考える事が出来ます。