2023年8月11日に実写映画「バービー」が公開されました。
米国で同日公開だったクリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」と「バービー」を一緒に描いたファンアートに原爆やキノコ雲が描かれ、「バービー」海外公式X(Twitter)アカウントが「忘れられない夏になりそう」と返信。
批判の声が続出し、いっきに話題の映画となりました。
実写版「バービー」を調べると、バービーの恋人・ケン役がおじさん過ぎると批判が続出していました。
今回は実写版バービーのケン役がなぜライアン・ゴズリングなのか起用理由や人形との比較画像もまとめましたのでぜひ最後までご覧ください!
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実写版バービーのケン役がおじさん過ぎと話題!
実写映画「バービー」が2023年7月21日アメリカで日本より一足先に公開され、たった2日で興行収入1億5,500万ドルを記録し大人気となっています。
そんな中バービーの恋人、ケン役がおじさん過ぎると予告編公開から批判の声が続出しています。
ケンを演じるライアン・ゴズリングさんは映画「ラ・ラ・ランド」や「きみに読む物語」に出演し、数々の賞を受賞しているハリウッド俳優です。
2024年2月時点で43歳と確かに世間が思い描くケンとはかけ離れているのかも知れません。
ライアンさんは演技力も抜群ですし、今回のケン役は批判はあるものの面白そうと期待を持っている方も多いです。
ではなぜライアンさんが今回ケン役に抜擢されたのでしょうか?
ライアン・ゴズリングを起用した理由は?
ケン役にライアン・ゴズリングさんを起用した理由が3つありました。
- 監督からの熱い要望
- ロンドンで3ヶ月過ごすことが可能だから
- 楽しいことしか知らないという役柄を理解できる俳優だった
それでは一つずつ見ていきましょう!
起用した理由①監督からの熱い要望
一つ目の起用理由は監督からの熱い要望です。
グレタ・カーウィグ監督や脚本担当のノア・バームバックは
彼以上の適役はいないと最初から考えていた
とコメント。
台本を書いている段階から、ケン役としてライアン・ゴズリングさんの名前を入れていたそうで、そのときはまだ実際に会ったことはありませんでしたが、自分たちのなかではすでに出演が決まっているような感じだったと制作秘話を話しています。
監督の頭の中ではすでに、ライアンさんがカラフルな衣装に身を包み、ローラースケートを履いているイメージがあったのでしょうね。
起用した理由②ロンドンで3ヶ月過ごすことが可能だから
二つ目の理由は撮影場所ロンドンで3ヶ月間過ごすことが可能だったからです。
映画「バービー」の撮影中はちょうどコロナの制限があった期間。
ケン役にはライアン・ゴズリングさん以外にも候補がいたそうですが、ロンドンでの長期撮影が困難なため、キャスティングから外したとキャスティング担当のアリソン・ジョーンズとルーシー・ビーヴァンが語っています。
恐らく、台本の段階でライアンさんにほぼ確定だったと思われますが、状況によっては他の俳優を起用することも考えていたのではないでしょうか?
起用した理由③楽しいことしか知らないという役柄を理解できる俳優だった
キャスティング担当のアリソン・ジョーンズとルーシー・ビーヴァンは起用の条件としてこのように話しています。
私たちのバービーは楽しいことしか知らないという事実を理解できる俳優が必要だったのです。
彼らには確かにそれぞれ違いがありましたが、まとまりのあるグループのように感じられなければいけませんでした。
本当に仲良くなれて、楽しくて、素晴らしい人たちをキャスティングしたかったんです。
映画「バービー」の世界観が、とにかく楽しい世界だったため、当然演技する上でチームワークと仲の良さがが必須条件だったのでしょう。
ライアンさんは、子役からとキャリアが長く、現場の雰囲気を理解することができ、数々の受賞歴もある事から、高い演技力も評価され今回の大抜擢となったと考えられます。
実写版バービーのケンと人形のケンとの比較画像
ここでは映画「バービー」のケンと人形のケン、更にアニメのケンの画像を比較してみました。
人形のケンとの比較画像
比べてみると確かに似てはいませんね。
瞳の色は同じブルーですが、人形の方は当たり前ですがシワなど一つもなく若々しいイメージです。
実写のケンの方が、深みがある人物に見えますね。
アニメのケンとの比較画像
実写ケンの腹筋がキレイにシックスパックに分かれています!
普通にこんな人がいたら街中にいたら間違いなくモテモテだと思います。
アニメのケンとはもはや全く別人レベルではありますが、かっこよさは断然実写のケンではないでしょうか?
ですがアニメのケンのイメージだと、確かにおじさん過ぎ!と思ってしまうかも知れませんね。
実写ケンと人形ケンのファッション比較画像
実写のケンはカラフルな衣装が多いのに対し、人形のケンはごく一般的なカジュアルな服装が多いです。
さまざまな人種のケンの服装を見ても、現実世界でも浮かない服装が多いように見えます。
恐らく、実写の世界観に合わせてカラフルな衣装を基調にしているのだと考えられます。
そんな映画「バービー」のケンを演じるライアン・ゴズリングさんは今回の批判についてどのように思っているのでしょうか?
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ケン役のライアン・ゴズリングの反論は?
ライアン・ゴズリングさんは、今回の批判についてこのようにメディアにコメント。
僕のケンが気に入らないなら、他のケンで遊べばいいんだ。
「おかしいよ。#notmyken(私の好きなケンじゃない)とか、ショックを受けたという声があるけれど、みんな今までケンについて考えたことなんてなかったよね?
それなのに急に『違う!ずっとケンのことを大事に思ってきた』と言い出した。
僕は今、ケンことを気にかけてるよ。
彼の代理人になった気分だ。
出典元:Vogue Japan
と批判の声について、ジョークを交えながら反論していました。
またライアンさんは当初ケンのオファーについて承諾するか悩んでいたそうで、考えるため庭を散歩していたら、娘の人形のケンが顔を下にして状態でレモンが潰れた横にいたそうです。
この光景を監督のグレタ・ガーウィグさんに送り「私がケンになります。この物語は語らなければならないから。」と承諾をしたと話しています。
きっと、ケン役を承諾しなさいという神からのお告げだったのかも知れませんね。
まとめ
今回は実写版バービーのケン役がなぜライアン・ゴズリングなのか起用理由や人形との比較画像も見ていきました!
日本公開前から賛否両論ある話題作ですが、アメリカではすでに北米興行収入が23年公開作品で首位になり大ヒットとなっている作品です。
ライアン・ゴズリングさんのケンがどのような演技を見せてくれるのか楽しみですね!